学者たちを駁して

人文書中心の読書感想文

宗教

柄谷行人と占星術

ある時期の柄谷行人が熱中していた占星術と「物質的条件」に対する彼の拘りが理論的にはどのように連関しているのかについて考察しています。

哲学にとってタブーとは何か?/デリダ『精神について』Ⅰを読む

デリダの『精神について』の第1章を読んだ感想を綴ったものです。後半は、フロイトの応用精神分析と絡めて、受容理論で俯瞰しています。

梅原猛の創価学会批判

創価学会に対する梅原猛の批判についての記事です。創価学会の哲学上の参照項の一つに、新カント派があることに注目して書きました。

真理と霊性/ミシェル・フーコー『主体の解釈学』1982年1月6日の講義のメモ

1982年に行われたフーコーの講義録『主体の解釈学』第1回講義を読んだ時のメモ書きです。ヴェーバーの言う「行動的禁欲」をフーコーがどのように捉え直したかについて考えています。