学者たちを駁して

人文書中心の読書感想文

2016年を振り返る(読書篇)

 今年読んだ本を面白かった順に並べてみた。

 

 1.マンガ

以上30作品。

 

『喧嘩稼業』の複雑に展開する心理戦の描写の巧みさに、

『波よ聞いてくれ』の登場人物たちの機知に富んだ会話の妙に、

ハイスコアガール』の沈黙もまた一つのメッセージとなり得ることを執拗に証明し続けている点に、

それぞれ心を動かされた。

 

雑誌連載で読んでいたのは、『喧嘩稼業』と『センゴク権兵衛』と『はじめの一歩』だけで、あとは全て単行本での後追いになってしまった。マンガの場合、単行本で後からまとめて読むよりも、雑誌連載でリアルタイムに読み進めた方が間違いなく面白いので、来年はできる限り単行本よりもマンガ雑誌で読むことに時間を割くようにしたいと思う。

 

2.マンガ以外

 

以上27冊。

 

『最速でおしゃれに見せる方法』はコーディネートの方向性を根本的に見直すきっかけを与えてくれた点で、

『138億年の音楽史』は音楽が世界を読み解く重要なツールだという事を再認識させてくれた点で、

『凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩』は、山の手の地形そのものを楽しむ視点を与えてくれた点で、

それぞれ2016年の自分のライフスタイルに対して陰に陽に影響を与えていたように思う。

 

今年は仕事が多忙を極め、プライベートな時間がほとんど存在しなかったにも関わらず、毎月約2冊のペースを維持することができた。とは言え、ブログに感想を書き付けるところまでは手が回らなかったのが悔やまれる。書くのが遅いせいだ。来年はもっと軽いノリで更新できるよう文章力を磨きたい。

 

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喧嘩稼業(7) (ヤングマガジンコミックス)