マックス・ヴェーバー――主体的人間の悲喜劇 (岩波新書) 作者:今野 元 発売日: 2020/05/21 メディア: 新書 マックス・ウェーバーはわかりにくい。とりわけ彼の政治的主張はわかりにくい。 ナチスの御用学者だった「カール・シュミットがマックス・ウェーバー…
2019年に読んだ本を振り返りました。
サボテンやアサガオなど、手近な草花を手当たり次第に吸引し、それによって心身に生じる微細な変化を観察した本。酔いとは何か、「ハイになる」とはどういうことかを探求したボードレールの『人工楽園』みたいな本なので、「へえ、雑草でも酔えるんだ」など…
日本で唯一のアシッドジャズが流れる日本酒バーで、メロンの真ん中をくり抜き水府自慢を注いで食べたことがある*1。これが意外と美味だった。確かその時流れていたのはYoung DisciplesのGet Yourself Together Pt1 & Pt2だったと思う。Talkin' Loudレーベル1…
木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』を読んだ感想です。
『かわいいウルフ』という本に短い文章を寄せました。 タイトルは『「青と緑」を読んで 〜 ウルフの物質的想像力』です。本書はヴァージニア・ウルフというイギリスの作家を特集した同人誌で、イラストがたくさん入った全部で160ページの立派な雑誌に仕上が…
アクティブラーニング入門2〔DVD付〕 作者: 小林昭文 出版社/メーカー: 産業能率大学出版部 発売日: 2017/07/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 仕事でセミナーの講師を務めることが増えてきたので手に取った本。高三の頃にマ…
2018年に聴いた音楽を振り返りました。
2018年に読んだ本を一年がかりで振り返りました。
Rhyeの東京公演の感想。
宇野惟正著『小沢健二の帰還』を読んだ感想を書きました。
2017年に聴いた音楽をまとめて振り返りました。
2017年を読書で振り返りました。
2017年に読んだ漫画を面白かった順番に並べました。
『ゲンロン7』に収録されている國分功一郎×千葉雅也×東浩紀の鼎談「接続、切断、誤配」を読んだ感想を書きました。
ベースラインが印象的なCurtis Mayfieldの名曲Tripping Outネタを時系列で一覧表にまとめてみました。
デリダ『友愛のポリティックスⅠ』を読んだ感想です。
読書法について見直してみました。
フジロック2017の記録。
日本酒の聖地 つまみを一品注文し、一杯飲んだら長居せず、すぐに別の店に移動してまた一杯飲む。それを二・三軒繰り返した後、最後は麺類か深夜までやってる近所の喫茶店でお茶飲んで〆。ハシゴ酒が好きで、好きが高じて新宿界隈のハシゴ酒イベントに参加す…
プロティノス*1とその学派について書かれた以下のテクストを流し読みした。 ベルクソン『ベルクソン講義録Ⅲ』Ⅳ 霊魂論講義 第3講 「プロティノスにおける霊魂論」 ベルクソン『ベルクソン講義録 Ⅳ』Ⅰ 「プロティノス講義」 井筒俊彦『井筒俊彦全集 第二巻 神…
今年聴いた音楽を気に入った順番に並べてみた。 音楽 The Avalanches『Wildflower』 清竜人25『Love & Wife & Peace』 Mayer Hawthorne『Man About Town』 cero『My Lost City』 Bobby Womack『Soul Sensation Live』 Tomato n'Pine『PS4U』 Bobby Womack『P…
今年読んだ本を面白かった順に並べてみた。 1.マンガ 木多康昭『喧嘩稼業』7巻・最新話まで 沙村広明『波よ聞いてくれ』3巻まで 押切蓮介『ハイスコアガール』6巻まで 眉月じゅん『恋は雨上がりのように』5巻まで 石塚真一『BLUE GIANT』9巻まで 宮下英樹…
1961年にJ=P・リシャールの『マラルメの創造的宇宙』が出版された際、或る人々は、「彼が深さの暗喩に魅了されたこと、そして断片的な言語の向こうに"水面下のきらめき"をとらえようと望んだこと」を非難した。文学研究は既に成年期に達して心理主義200年の…
ヘーゲルは生前、自分の著作のごくわずかな部分しか出版しなかった。現在公刊されている彼の著作の大部分は、口頭で行われた講義を聴講者が筆記したものか、いくつかの下書きを寄せ集めた手記を収録したものがほとんどであり、生きているうちにヘーゲル自ら…
8ヵ月以上ブログを更新していません。最後に書いたのは手コキについてのエントリーで、 このまま更新をさぼっていると品性を疑われかねないので、取り急ぎ更新致します。今月の11月7日でちょうど5周年を迎えるはてなブログが、キャンぺーンをやっていた…
中国のファミマにまつわる或る謎について書きました。
サミュエル・ベケットのテレビ作品を論じたドゥルーズの評論『消尽したもの』を読んだ感想をまとめました。
太宰治の『グッド・バイ』を読んだ感想です。
P・M・シュル『機械と哲学』の紹介です。