学者たちを駁して

人文書中心の読書感想文

2019-01-01から1年間の記事一覧

青井硝子『雑草で酔う』

サボテンやアサガオなど、手近な草花を手当たり次第に吸引し、それによって心身に生じる微細な変化を観察した本。酔いとは何か、「ハイになる」とはどういうことかを探求したボードレールの『人工楽園』みたいな本なので、「へえ、雑草でも酔えるんだ」など…

フルーツに日本酒を。/千葉麻里恵・宇都宮仁『最先端の日本酒ペアリング』

日本で唯一のアシッドジャズが流れる日本酒バーで、メロンの真ん中をくり抜き水府自慢を注いで食べたことがある*1。これが意外と美味だった。確かその時流れていたのはYoung DisciplesのGet Yourself Together Pt1 & Pt2だったと思う。Talkin' Loudレーベル1…

木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』の感想

木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』を読んだ感想です。

『かわいいウルフ』に寄稿しました。

『かわいいウルフ』という本に短い文章を寄せました。 タイトルは『「青と緑」を読んで 〜 ウルフの物質的想像力』です。本書はヴァージニア・ウルフというイギリスの作家を特集した同人誌で、イラストがたくさん入った全部で160ページの立派な雑誌に仕上が…

小林昭文『アクティブラーニング入門2』の感想

アクティブラーニング入門2〔DVD付〕 作者: 小林昭文 出版社/メーカー: 産業能率大学出版部 発売日: 2017/07/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 仕事でセミナーの講師を務めることが増えてきたので手に取った本。高三の頃にマ…

2018年を振り返る(音楽)

2018年に聴いた音楽を振り返りました。

2018年を振り返る(読書)

2018年に読んだ本を一年がかりで振り返りました。